マイクロソフトフライトシュミレ-タ(MSFS)には約37,000もの膨大な数の空港が収録されています。巨大な国際空港から地域の空港、軍用の飛行場、へリポ-トなど様々です。飛び立つ空港を探す場合は、ゲ-ム内のWORLD MAPから探す事になりますが、日本の空港や有名な海外の空港ならどんな空港かある程度イメ―ジが付きやすいと思います。一方で、WORLD MAPを眺め何となくこの空港から飛びたいなぁ、どんな空港かなぁと思った時にGoogle Earthと絡めて空港を眺める事が出来るユーティリティを見つけましたのでご紹介したいと思います。
MSFS空港データのKMLファイル
MSFSに収録されている空港をKMLと言うファイルにデータ化してGoogle Earthに取り込むと、その空港がどんな空港なのか素早く見る事が出来ます。KMLファイルについてはプログラミング等の知識に詳しくありませんので説明が出来ませんが、地理のデータやコンテンツを格納することが出来るXML形式のファイルだそうです。KMLについて説明されているサイトを参考にリンクを張っておきます。
今回ご紹介するユーティリティはMSFSに収録されている空港デ-タをKMLファイルにしてGoogle Earthに取り込むと飛び立ちたい空港がどんな感じの空港かを素早く表示する事ができます。MSFS内のWORLD MAPではマップを拡大するとどんな空港かは滑走路と駐機場は確認できまが、空港の雰囲気は分かりません。(特に小さな空港だと滑走路は舗装されているのかそうでないのか等の情報は得られません)
デ-タはFlightsim.toから入手
膨大な数の空港のデ-タから作成されたKMLファイルがFlightsim.toから入手できます。
ダウンロ-ドしたKMLファイルをGoogle Mapへ取り込みます。取り込み方は下記のリンク先を参考にしてみてください。
実際に使ってみる
では実際に使ってみます。今回は、適当に空港を選んでみました。アメリカはカリフォルニア州にあるリバモア空港(KLVK Livermore muni)と言うところです(ものすごくテキトーに選んでみました)。場所はサンフランシスコ空港の東方にあります。以下はMSFSのマップで表示した場合です。拡大しても駐機場と滑走路の情報しか得られずどんな雰囲気の空港かはわかりません。
そこで、MSFSの空港データが入ったKMLファイルを取り込んだGoogle Earthを起動します。すると、左側に並んでいる各項目のなかのプロジェクトを選択すると先ほど取り込んだデータであるMSFS2020 Airportsというファイルが見つかります。それを選択すると各地域ごとのフォルダに分かれ、アメリカ→カリフォルニア→KLVKと探して選択します。
そうすると、Google Earth上でKLVKの上空へ一気に移動し、どんな感じの空港なのか素早く確認する事ができます。これはなかなか便利だと思います。
世界中の色々な場所から飛び立ちたいと思う場合、事前にどんな感じの空港か分かればどの飛行機で飛び立とうかと考えることも出来ます。あらかじめ既知の空港で出発、着陸するなら不要かもしれませんが、せっかく約37,000もの場所があるので色々な場所から飛び立ちたいものですね。以上、今回はGoogle Earthを活用した空港検索をご紹介しました。
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