フライトシミュレータの世界ではあまり注目されないA340ですが最近フリ-のX-Plane12用のA340を見つけましたのでダウンロ-ドして飛ばしてみました。大手ではルフトハンザやSWISSくらいとなりどんどん数を減らしつつあるA340ですが、この機体を使って懐かしの塗装を再現するのは如何でしょうか?
シリーズ第一世代のA340-200型と300型
X-PlaneのA340と言えば有償で第二世代の500型と600型があり、特に長胴の600型は信頼のToLISS 製で定評があります。ただ、A340と言えば私はシリーズの中で最も売れた第一世代の300型ではないかと思います。個人的には見たかったですが、あのANAも300型を5機発注したのですが、後にB777へ鞍替えしました。今回ご紹介するこのA340はその300型と短胴の200型となります。入手はX-Plane.Orgからとなります。
見た目はA340、中身はデフォルトのA330
さてこのA340ですがベースはデフォルトのA330となります。外観はA340ですがコックピット内はA330と340が混在しています。スロットルレバーは確かに4本あり、中央にあるディスプレイにも4つエンジンが表示されており4発機であることが表現されています。一方、オーバ—ヘッドパネルは電気系統や燃料関係の部分が2つ分しかありませんのでA330のままです。制作者のメンバ-は今後も、アップデ-トしていく予定との事ですのでそのあたりの改良も期待したいです。
外観
外観については、美しいA340です。500や600型のRRトレントよりやや小ぶりなCFM56-5シリーズのエンジンが4つぶら下がっており、A330にはないセンタ-ギヤも表現されています。
コックピット内
コックピット内は上述の通りA340である部分とデフォのA330のままの部分が混在します。特にオーバ—ヘッドパネル部分はA330のままです。また、スロットルレバ―は4本ありA340ですがエンジンスタ-トスイッチは4つあるものの2つずつしか動きません。よって、2エンジン同時スタ-トとなってしまいます。ここもA330のままなのでしょう。
エンジン音もA340風に
また、別途下記のサウンドパックを導入する事でCFM56-5のエンジン音に近づける事が出来ます。
改善の余地はあるが見た目はカッコいい
今回はフリ-のA340をご紹介しましたが、べ-スがデフォのA330なので飛行特性は勿論TolissのA340より劣りますが外観はとてもカッコいいので雰囲気を楽しむには良いのではないでしょうか?
コメント