MSFSを立ち上げた後、ゲームが出来ない状態がここ半月ほど続いていました。「FLY」ボタンでスタ-トするといつもロード画面でフリ-ズし、いくら経ってもプレイできない状態でした。そこで、MSFS公式の中にあるフォーラムやネット上で原因と解決方法を探していると、とあるMODがわるさをしていることが分かりました。今回は同様な問題を抱えている方への参考になればと思い記事にします。但し、この方法が良いかは私もわからないので試される方は自己責任でお願いいたします。
FLYボタンの後のロ-ド中やワールドマップでフリ-ズ
MSFSを起動するとメインメニュ-まではたどり着くのですが、「FLY」ボタンでロード画面に移ったあと、ロード中に出る下のあの青いバーが7割くらい進んだところでフリ-ズします。そして10分、20分、30分と待てどもダメで最後はタスクマネージャーで強制終了させる結果となります。また、ワールドマップをマウスをグリグリと拡大、縮小をするとここでもフリ-ズする事があります。しばらくすると拡大、縮小可能になる事もあれば全くフリ-ズ状態から脱する事が出来ずこれまたタスクマネージャーで強制終了となります。
Communityフォルダが原因?→そうでもなさそう
この種のバグをMSFS公式のフォーラムやMSFS日本語WIKIの掲示板で調べて見ると多くはCommunityフォルダが影響しているという回答が多く見られました。そこでCommunityフォルダの中を空にしてみたり、セーフティモ-ドで起動してみたりと色々と試してみましたが一向に改善せずの状態が続きました。最後には”長時間の試練”となる再インスト-ルも試みましたが結果は変わらず。コンピューターにはあまり詳しくなく、半ば諦め気分で気晴らしにX-Planeで遊んで、つい新たな機体を購入しちゃいました(笑)。
原因はGoogle Map replacementと推測
引き続きMSFS公式フォ-ラムで手掛かりはないかと探し回っていたのですが、このフォーラムは翻訳機能で意味は大体取れるとは言え、英語で且つ投稿数が膨大なので目的の投稿を探すのが大変です。そこで、”MSFS LOADING FREEZE”などとキーワ-ドでググったりすると私も利用している”Google Map replacement”が影響している可能性がありそうで、その投稿が下記となります。
投稿内容によると、”Google Map replacement”のMODを導入しているとCドライブ中にあるetcフォルダ(C:\Windows\System32\drivers\etc)にあるhostsファイルが問題のようです。このMODはhostsファイルを書き換えてBing Mapの代わりにGoogle Mapを読み込みます。これが、MSFSのロード中にフリ-ズしてしまう原因のようです。
hostsファイルとはどういうものかが分かるリンクを下記に貼っておきます。
このフォルダをメモ帳等で開くと以下の記載された部分を削除して上書き保存します。
127.0.0.1 kh.ssl.ak.tiles.virtualearth.net
127.0.0.1 khstorelive.azureedge.net
そしてPCを再起動(必要ないかもしれませんが)してMSFSを再度立ち上げると、正常にロードしワールドマップ上での拡大・縮小も問題なく動作しました。再び動作してくれたのにはホッとしましたがこの方法が後々何か影響が出ないか少し心配ですが・・・。
以上ここ最近困っていた問題でした。 とにかく再びMSFSで飛ぶことが出来て良かったです。
コメント
こんにちは
いつも楽しく拝見しています
今回の内容のMSFS2020 Map Enhancement.exeですが、
緑色の[Back to Bing Map]をクリックするとhostsファイルの
該当部分が消える仕様となっているようです。
使用時はMSFS起動前に立ち上げてIngect Map でhostsを設定し
起動したままにしておきMSFS終了後にBack to Bing Mapで元に戻しています。
私の環境では今のところフリーズなしで使用できています。
山口様
ご覧いただき有難うございます。
最新版のMAP Enhancementに更新すると改善されますかね?
今はBING MAPでおとなしく飛んでいるのですが一度最新版インスト-ルしてみます。
やっぱり、Google Mapの方がクオリティが高いですね。