先日X-Plane12のパブリックベータ版が公開されました。多くのバグが修正されている中で最も注目するのがデフォルトのA330に搭載されているMCDUの機能が向上した点です。これまで出来なかったパフォ-マンス関連の入力が可能となり有償のエアバス機体のMCDUに近づきました。
パブリックべ-タ版へのアップデ-トが必要
今回機能が向上したMCDUを利用するにはベータ版へのアップデ-ト(v.12.05b1)が必要です。いつもアップデ-トがあった場合はゲームの起動後に自動的に始まりますが、今回はベータ版だからでしょうか?何もせず普通にゲームを起動してもアップデ-トがされません。よってX-Plane12フォルダにある X Plane12 Installer exeを起動しアップデ-トを行います。今回機能向上したA330のMCDU以外では多くのバグも改善されていますので詳細は公式HPのリリ-スノ-トを見てみてください。
パフォ-マンス関係の機能が向上。(デフォルトA330 MCDU)
X-Plane12に同梱されているA330、外観は良い感じで美しいのですがTolissやFlightFactorのエアバス機と比べると触れないスイッチ類や簡素化されたMCDU等コックピット内がどうしても見劣りします。特に旅客機シュミレ-タ-ではMCDUがどこまで本物に近づけられるかが重要です。このA330ですが一応simbriefで作成したフライトプランを読み込んで飛ばすことが出来ますが、離陸関連の項目がシュミレ-ションできませんでした。今回のアップデ-トでその部分がとりあえず可能になりました。
写真のようにV1 VR V2の入力画面が新しく表示されるようになりました。ただ、有償機体なら各機体に付属のEFB等でV1 VR V2を重量を元に自動計算できる機能が備わっているのですが、こちらにはそのような機能は備わっていません。よって自身で計算する必要があり面倒です。但し、perfcalcと言うツ-ルを使えば簡単に計算できます。
今回のMCDUの機能向上で有償機体には及びませんが基本的なエアバス機の飛行を学びながら楽しむことが出来るのではと思います。
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