アナログラジオでBCLを気軽に楽しむ

ラジオ BCL
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BCLに使うラジオは何台か持っていますが、昔ながらのダイヤルを回して周波数を合わせるアナログラジオで時々BCLをしたくなる時があります。近隣国の出力が大きい局や、比較的受信がしやすい日本語放送などを聞く時によく使っています。今日は私が所有してるアナログの短波ラジオをご紹介します。すべてSONYの製品です。

                          我が家のアナログラジオ
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MADE IN JAPAN SONY ICF-SW22

SONYのカセットケ-スサイズのラジオです。価格は1万円超でアナログラジオにしては高価ですね。ただし、十和田オ-ディオと言う秋田県にある会社が受託製造していた安心のMADE IN JAPANです。コンパクトですがなかなかカッコいいデザインだと思います。ただ残念ながらこの系統の後継機種(ICF-SW23)も含めて製造終了となりましたが、ホ-ムセンタ-や通販で今でも手に入るよく分からないメ-カーのアナログ短波ラジオよりも明らかに質感が違います。そして、感度、選択度もコンパクトラジオにしては良く、ダイヤルもしっかりと安定感があります。音質はあまり過大な期待をしなければこのクラスとしては部屋で聞くには十分です。購入して10年以上経ちますがあまり酷使せず、気軽に聞きたいときに使用しているので全く問題なく今でも現役です。本当は新しく買い替えたいですが後継のICF-SW23含めて製造終了したのでどうしようもないですが・・・これからも大事に使っていきたいと思います。

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初期製品は日本製も SONY ICF-SW11 

こちらもSONYのアナログ短波ラジオです。先述のICF-SW22よりも少しサイズは大きくなりますが、価格はこちらが安価でした(実売価格6000円程度だったかと)。この製品は一般的には中国製として紹介されていますが、私が購入したものはなぜか日本製です。購入は確か2000年頃でしたのでまだ発売(1999年)後さほど経ってない頃の購入なので初期の製品は日本製だったのかもしれません。

上述のICF-SW22より安価な事もあり触った感じは安っぽいです。ダイアルもICF-SW22のようにシャキッと回ってくれず、”あそび”があります。よって選択度もよくなく、知らない間に周波数が微妙にずれていることがあります。感度ついては両社差はないと私の耳には感じました。でも、ICF-SW22では基本設計が古いのでアナログイヤホンで片耳しか音が出ない一方、この機種は比較的最近の機種なのでステレオイヤホン対応です。また、おまけ程度ですがLWが受信でき、SWもICF-SW22より2バンド(41m、22m)多く設定されています。41mのCRIがこれで聞けますね。音は、ICF-SW22よりも低音でこもった感じです。なお、既に20年選手なのでさすがにくたびれてきており、ロッドアンテナの付け根の接触が悪くなり、SWを聞く時はうまく受信できなくなってきました。これも数年前に製造終了となり後継はありません。アマゾンやヤフオクの中古品は比較的よく出回っていて、価格も1万円以下で入手できそうなので良い状態のものがあれば狙ってみようと思います。

遠距離中波受信の定番モデル SONY ICF-EX5

こちらは中波の遠距離受信では定番の機種です。発売は1985年の超ロングセラ-です。2009年に後継のICF-EX5mk2が発売されました。前面の放送局表示で一部の局名表示が変わっただけで先代とほとんど変化のない機種でしたが、こちらも残念な事に2018年あたりに姿を消してしまいました。ネット上の情報ではICF-M780Nが実質の後継機種だと言われていますが・・・。さて、当方のICF-EX5ですが周波数を合わせるダイアルが取れてしまい、ダイアルをはめる本体から少し出ている白いつまみを回しながら聞く有り様です。代用のダイアル部品を購入しようとおもいつつ結局購入していない状態です。でも、さすが日本製で故障もせず購入から20年近く経ちますがしっかりと動いてくれます。もうこのようなレトロなラジオは出てこないと思いますのでこれからも大事に使っていきます。

日本メ-カーのアナログBCLラジオは今でもあるが・・

現在ではSONYやパナソニックと言った有名なメ-カーは短波ラジオ自体の生産から撤退してしまい残念ですが、アマゾンや楽天で探してみるとあまり聞いたことがない日本のメ-カーからいくつか短波ラジオが発売されており、アナログ機種も見かけることが出来ます。ただし、日本のメ-カーでも生産はおそらく中国だと思われますので実質中華ラジオですね。これらの性能は如何ほどでしょうか?価格も2,000円とか3,000円程度でホームセンタ-でも買えますが、今のところ買いたいと思わせるような魅力的なラジオはなさそうです。やはり、SONYやパナソニック(松下)のモデルはアナログ製品でも何かそそるような魅力があったものです。これらのメ-カーにまた新しく作ってほしいものです。

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