FMSデータツ－ルのNavigraphがフライトプラン作成サイトのSimbriefを取得したと3月31日にプレスリリ－スされました。これまでも両社はNavigraph購入者が最新のFMSデータを利用してSimbriefでフライトプランを作成する事が出来ました。今回、Navigraphのニュ－スレタ―（英語）によるとSimbriefを「acquisition」したと書かれていますので企業同士なら「買収」ということになるのでしょうか？（双方は企業ではないと思いますが・・・）または、取得とでもいいましょうか？具体的に買収（取得）によってどうなるのかは今回のニュ－スレターの中では述べられていませんが、今後の両者の更なる機能の充実を期待したいところです。
Simbriefの利用自体は無料
ニュ－スレターによるとSimbriefを使ってフライトプランを作成する事はこれまで通り無料で利用できるとの事です。ただ、無料で使う場合は、FMSのデ－タが最新ではないのでその点はこれまで通りとなります。最新で利用したい場合はNavigraphの購入が必要です。ただ、1カ月だけ（約1,000円程）の購入でもその時点での最新版に更新できますからライトなSimmerなら年に1-2回でも十分ではないかと思います。毎月大きく内容がそれほど大きく変わらないでしょうし、そんなにしょっちゅうSIDやSTARが変わっているとリアルのパイロットはさぞかし大変でしょうから。
統合後の内容は具体的に未だ記載なし
では統合後はどのような機能が充実していくのかが気になるところですが、ニュ－スレターには「SimBriefとNavigraphをさらに統合し、Navigraphが利用できるデータとリソースを使用してSimBriefに追加機能を加える予定」とだけ記載されており具体的な記載はありません。何か更なる機能が加えられると読み取れますが今後の展開を期待したいところです。本音はいつでも無料で最新のFMSデータからフライトプランが作成できればいいのですが、もちろん彼らも開発コストがかかってるでしょうし、このような便利なサイトが使える事自体に感謝しながらやはりある程度のコスト負担は必要ですね。
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