WRTH(WORLD RADIO TV HANDBOOK)の2022年版が販売開始される時期となりました。今年もアマゾンから購入し、12月12日の配達予定日となっていましたが案の定届かず、現在配達待ちとなっています。昨年も到着予定日には届かず10日ほど予定より遅れて届きました。今年もそれくらいの遅延は想定内です。ただ、今回、WRTHに関して残念なニュ-スが入ってきました。
WRTH 2022年版で最終となる
いくつかの無線関連のニュ-スソ-スやBCLの掲示板などで既に話題にあがっていますが、この2022年版で76年にわたり発刊されたWRTHが最終版となる事が関係者から明らかなになりました。世界中の放送に関する情報が得られる年鑑としてBCLの間で重宝されてきましたが、近年ではネットでこういった情報は最新のものが得られWRTHのような紙媒体はどうしても情報としては古くなってしまいます。それでも、毎号興味深い話題や受信機レビュ-は楽しみにしていましたので、どちらかと言うと読み物(英語力が必要ですが)として利用してきた感があります。また、世界にはどんな放送局があるのか俯瞰的に眺める本としては便利な本でした。これで、PWR(=Passport to World Band Radio 2009年頃に廃刊)に続きBCLに関する定期的に刊行される紙媒体はほぼ無くなってしまいます。今に始まったわけではありませんが、短波放送自体が縮小されるこの時代の流れには逆らえませんね。
入手は早めが良いかも
現在、主な入手方法は直接版元からオンライン購入や、アマゾン、無線ショップ、そして日本短波クラブ(JSWC)等から購入可能ですが、最終版となると入手難になる事も予想され、早めの購入が無難でしょう。一部の無線ショップでは既に売り切れの所もあるようです。アマゾンでは先述の通り、相変わらず予定日に届きません・・・
決して安価ではなかったですが、ここ10数年はほぼ惰性のように購入してました。でもなくなると残念ですね。もしオンライン版で継続になったとしても購入はしないような気がします。やはり紙媒体だから意味があるのでしょう。最終版の到着を首を長くして楽しみに待ちたいと思います。
コメント