久々のBCL、ラジオの話題です。だんだんと少なくなってきた海外からの日本語短波放送ですが、ここ数年は廃止になる局がなく比較的落ち着いていたのですが、先日ラジオタイランドの日本語放送が6月30日で終了すると急遽発表されました。
ラジオタイランド 日本語放送終了
ラジオタイランドの日本語放送は、数少なくなった海外からの日本語放送の中ではどちらかと言うと地味な存在だと思います。KBS、台湾国際放送やCRIのように特に固定ファンがいるような局でもなさそうです。しかし、あまり日本では報道が少ないタイ情勢を得る事ができる貴重な情報源です。この局には、2-3年前に受信報告をEメールで送ったことが有りますが何も返信はありませんでした。うまく届いてたのかどうかは分かりません。振り返ってみると以後受信報告は送っていませんが、時間が許す限り何気に結構聞いています。22時からという聞きやすい時間帯や、毎日ほぼ安定した受信状態で聞けるということもよく聞く理由です。KBSや台湾の日本語放送も21時~23時あたりに以前は放送がありましたが現在は全くなく働き人にとっては聞きにくいですね。
局への中止撤回の働きかけも
そんな聞きやすい時間帯に放送されるラジオタイランドが突然の中止発表にとても残念です。私が入会している日本短波クラブからも局へ中止反対のメールを送りましょうと発信されています。私も、自身の拙い英語ですが送らせて頂きました。微力ですが放送が生き延びる事を祈るばかりです。
7月1日は放送された・・・
6月30日の最終放送日を聞きましたが、特別なアナウンスもなく、いつもの終了アナウンスと同様でした。これはひょっとしてまた翌日も放送があるのでは??と思いましたが、7月1日22時から何事もなかったかのように日本語放送が始まりました。2日も同様に放送がありました。結局、終了の発表は誤報だったのかもしれません。本当に終了にならずに継続されているようですのでまずは一安心です。
2028年秋までに民放AMラジオ44局が“FM化”目指す。
以前ワイドFMが聞けるICレコ-ダーの記事を書きましたが、いよいよ数年後に、民放AM局がFMへ移行する事を目指すようです。AM放送は大規模な送信設備が必要で更新にもコストがかかります。ここ数年はスマホでラジオを聞く人が増えてきたこともありラジオが見直されつつありますが、局の広告収入の減少等から設備の維持にも苦労しているようです。但し、一部の局(北海道と秋田)はAM放送を継続するようです。北海道はエリアが広いのでFMではすべてをカバ-しきれないのは理解できますが秋田県はどうしてでしょうか・・・。夜間に聞こえる雑音交じりの他の地域のAM放送を聞き、その地域の天気予報やニュ-ス、CMを聞くのもなかなか楽しいのですが、それもあと7年後には出来なくなりそうです。今のうちにAM放送をしっかり聞いておこうと思います。
以上今回は久々にラジオネタを2つ書いてみました。
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