英語学習雑誌 ENGLISH JOURNALを活用した学習法(残念ながら休刊)

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英語を学習されている皆さんはENGLISH JOURNALと言う雑誌をご存知の方も多いのではないでしょうか?私もこの雑誌を利用して英語の勉強に励んでいます。

今回はこのENGLISH JOURNALを利用した私の勉強方法をご紹介します。この雑誌を活用するとリスニング力が飛躍的にアップします。私もおかげでかなり様々な英語を聞き取る力がつきました。ぜひ皆さんも活用してみてください。

(残念ながらENGLISH JOURNALは休刊となってしまいした。)

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ENGLISH JOURNALの概要

ENGLISH JOURNALは1971年に創刊された歴史のある英語学習雑誌で、毎月6日に発売される月刊誌です。値段は1400円でNHKの各種英語講座のテキストなどよりは高いですが、学習素材が豊富で主にリスニングやスピ-キングのスキルアップにぴったりの教材です。毎号特集される内容も様々な英語に関するジャンルの内容で興味深いです。音声教材は以前は毎号雑誌にCDが付属していましたが、現在はALC社の専用サイトからダウンロ-ドします。なお、これとよく比較される雑誌としてはCNN English Expressがあります。

主要な構成

特集ぺージ

毎月英語に関する役に立つ特集が組まれています。私も興味がある特集の月にはしっかり活用しています。ちなみに、これまで特集された内容としては

「アメリカ・イギリスだけじゃないあなたの知らない”世界の英語”」

「使える英語を耳から学ぶ」

「教養のための美術英語」

等々・・興味深い内容の特集が毎号組まれています。ただ、自分が興味のある内容の時だけ読めばよいと思います。興味がない時は読み飛ばして結構です。この雑誌のメインはやはり次からご紹介する学習コ-ナ-です。

学習コ-ナ-

この雑誌のメイン部分がこの学習コ-ナ-です。毎号世界の著名人のインタビューやスピ-チ、エッセ-、レクチャ-などバラエティ-豊かな生の英語をふんだんに聞くことができます。各コ-ナ-の最後には「内容理解クイズ」「ディクテーション」「シャドーイング」「考えてみよう」の部分があり学習効果を確認できます。毎号、この部分だけの利用でもOKなくらいこの雑誌の最も活用すべき場所です。

その他 (連載コ-ナ-、EJ単語帳、コラム・・・)

もちろん余裕のある方はその他のコンテンツもぜひ活用してください。中でもEJ単語帳は学習コ-ナ-に登場した単語から、重要なものをリストにしてあるので語彙力増強に役立ちます。

活用法

ここでは、自分なりにこの雑誌の活用法をご紹介します。本当に十二分に活用すれば英語力、特にリスニング力UP間違いなしです。各パ-トは3周はしましょう。

1回目は何も見ずに聞く事に集中する

1回目はBefore Listeningとその前頁部分の人物や背景紹介は目をとおしておきます。そして、テキストを見ずに集中して聞いてみましょう。その後、After Listeningの内容理解クイズに進んで理解度を確かめてみましょう。残念ながら内容があまり理解できなかった方、心配はいりません。皆さんのためにこの雑誌があるのですから、これからご紹介する方法でしっかり活用しましょう。

2回目はテキストを見て内容を理解してから聞く

2回目は注釈の単語、表現・スクリプト・対訳の順で目を通してください。スクリプトに目を通す際にはしっかり意味も考えてください。そして今度はスクリプトを目で追いながらもう一度聞いてみましょう。どうでしょうか?1回目よりどんな事を話しているのか理解できていませんか?不思議なもので文字で確認しながら聞いてみると結構聞き取れるものです。

3回目は仕上げにテキストを見ずに聞く

2回目で単語、スクリプト、訳を確認した後、3回目は再びテキスト見ないで聞いてみましょう。1回目と比べればかなり聞き取れているのではないでしょうか?また、仕上げにAfter Listening欄にあるディクテーションやシャドーイングにも挑戦しましょう。

時間に余裕のある方は・・・

更に余裕のある人はスクリプトを音読してみましょう。その際には棒読みではなくて実際の音声のように抑揚をつけたりして英語のリズムをしっかり体得してみましょう。日本語と違い、英語はリズムのある言葉です。また、リズムと共にどこで呼吸するかも考えながら声に出して読めばネイティブのような英語になるでしょう。

最後に

このENGLISH JOURNAL誌は英米等のネイティブスピ-カーの他に例えば、インドやシンガポール、中国等のノンネイティブが話す英語も素材になる事があります。世界中の英語に触れたい方にとってはうってつけの英語学習誌とも言えるでしょう。ただし、ネイティブの素材でも時々見られますが、ブロ-クンな英語で話されていることが多く、文法的には間違っている箇所もそれなりにあります。でも私達日本人も完璧な日本語を話せているわけではありませんね。英語もそれと同じで、手直しがされていない生の英語を聞き取る力をつけるのがこの雑誌の主な目的だと思います。教科書や手直しされた学習者向けの教材より難しいかとは思いますが、継続して活用すれば英語力は間違いなくアップしますので是非活用してみてください。

                                                                 

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